株式会社ジェイアール東日本企画様は、上野駅広小路口の駅前広場に「上野広小路口ビジョン」を設置されました。これは『Beyond Stations 構想』に基づき開発されたメディアで、駅前に大規模なサイネージと一体となった駅型ショールーミングスペースの創出を目指したものです。大型LEDビジョンの設計・施工・調整・メンテナンスの豊富な経験を活かし、このLEDビジョンの施工と調整を担当させていただきました。
　

最新の屋外ビジョンに求められるものは

このLEDビジョンは、高さ5m、幅9.5m、曲面角度110度の大型曲面型。100台のLEDパネルで構成しています。屋外に設置したLEDビジョンは、強い日差しや雨風にさらされながら長年にわたって、行き交う皆様の目を楽しませる映像を美しく上映し続けなければいけません。また「継ぎ目」や「色むら」が見えてこないことも大前提となります。そうした問題が起きないよう、シーマはこれまでの経験と技術力をフルに投入して、このプロジェクトに臨みました。
　

　
　

曲面設置も可能なLEDディスプレイ

当社が用意したのは、LED素子の間隔が3.9mmの高精細な屋内外両用LEDディスプレイ。5000nitと高輝度、高コントラストなので、日差しが強い昼間でも日光に負けません。曲面設置が可能なタイプと組み合わせて、大型LEDビジョンを実現しました。
　

　
　

ズレがない高精細なLEDビジョンを実現するために

LEDビジョンをズレなく高い精度で組み上げるには、土台となる筐体や下地、それらに取り付ける金具などを精密に設計する必要があります。当社は今回、上野広小路口ビジョンの骨組みとなる下地に取り付ける金具を特注で製作し、そこにLEDキャビネットを取り付けました。
　

　
　

長年にわたって上野駅のシンボルに

「上野広小路口ビジョン」は2024 年1 月24 日（水）より放映を開始。現在、時報コンテンツやオリジナルの2D、3Dコンテンツが10分間周期で定期的に放映されています。今後も様々なコンテンツが上映されていき、乗降客の皆様の日常に溶け込む情報発信がされていくことでしょう。シーマは、上野広小路口ビジョンが末長く皆様に愛されるよう、設営後もメンテナンスを迅速、正確に行ってまいります。
　

　
　

今回のシステム図

※ジェイアール東日本企画様持ち込み機材

　
シーマは大型LEDビジョンの設置だけでなく、筐体の設計や製作、さらに周辺機器の選定などお客様のご要望やお困りごとに応じて最適なソリューションをご提供いたします。お気軽にご相談ください。
　
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